〈 新型コロナウイルス感染症/SARS-CoV-2に対する抗体検査 〉
 
当院では、新型コロナウイルスSARS-CoV-2 に対する抗体検査を行っております。
健康保険適応外ですのでご注意ください。
検査方法
 血液検査:IgGを高感度で測定(結果判明まで2〜3日)

検査費用6500円(税込み)
※抗体検査も、PCR検査や抗原検査と同様に100%の正確性を有するものではありません。
◎個人事業主、企業担当者からのご相談にも応需致します。出張検査も可能です。
 詳細は、当院までお問い合わせいただきますようお願い致します。

⚫抗体検査とは?(PCR検査や抗原検査ではありません)

一般的なウイルス感染についての見解では、一度ウイルスに感染すると体の中で抗体ができ、再び感染するリスクが軽減されます。新型コロナウイルス感染症については現在のところ定まった見解は得られていませんが、欧米など諸外国での対応や、抗体陽性率などの議論を踏まえると、従来のウイルス感染と同様に抗体の効果が期待されます。

当院で実施する抗体検査は、現在新型コロナウイルス感染症にかかっているかどうかを判断するものではなく、過去に感染した可能性をチェックすることが目的です。現在、発熱や咳などの症状がある方は検査できません

抗体があることが分かれば、感染への不安が軽減されます

 

〈 測定原理 〉

方法:IgGのみを高感度で検査する場合

電気化学発光免疫測定法( ECLIA法 )を原理とした自動免疫検査機器で、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)に対する抗体を検出します。米食品医薬品局(FDA)の承認が得られたもので、感度はほぼ100%と報告されています。通常の血液検査で行い、結果が判明するまで数日かかります

抗体検査はこんな方にお勧めです!

①新型コロナウイルスに感染しても無症状のこともあるので、もしかして自分も感染していたのではないかと不安な方。

②以前の風邪症状がひょっとしたら新型コロナウイルス感染症だったのでは、と疑っている方。

③社員の出勤の可否や、社内の危機管理の強化を行う事業主や企業の方。

さらに詳しく・・・

検査対象となる特異抗体には、IgMおよびIgGの2種類があります
一般に感染初期では、まずIgMが上昇し、遅れてIgGが上昇します。
特異抗体が体内で産生されるためには、通常、感染後2〜3週間かかるため、感染・発症していても抗体検査で陽性にならない場合があります。COVID-19では、感染から発症、受診までの期間がすでに2週間を経過している症例もあることから、こうした場合には抗体検査が診断に役立つ可能性があります。

検査結果をどう見る?

 

方法①:IgM、IgGの両方を測定した場合
● IgM、IgG いずれも陰性の場合
未感染の可能性が高いです。ただ検査の感度からは、感染していても感染初期であったり、生体の反応が弱いなどの理由で見逃してしまっている可能性があります。症状がなければ引き続き予防に努め、症状がある場合は抗原検査やPCR検査などの追加検査で総合的に判断する必要が出てきます。


● IgM陽性、IgG陰性/IgM・IgGともに陽性の場合
現在、新型コロナウイルスに感染している可能性があります。抗原検査やPCR検査、血液検査、胸部X線/CT検査などを実施して総合的に判断する必要があります。


● IgM陰性、IgG陽性の場合
すでに新型コロナウイルスに感染していた(感染後)である可能性が高いです。
最近1〜2ヶ月前くらいに症状があったなら、新型コロナウイルス感染症であったと考えられます。また、症状がなかった場合には、不顕性感染であったことになります。これまでの常識から考えると、今後は新型コロナウイルスに感染する可能性は低いことになりますが、現在までのところ、この抗体が中和抗体(ウイルスを排除する抗体)である確証はまだ得られていません。

方法②:IgGのみを測定した場合

●IgG陽性の場合

すでに新型コロナウイルスに感染していた(感染後)場合と、現在、新型コロナウイルスに感染している場合の両方の可能性が考えられます。場合により、抗原検査やPCR検査、血液検査、胸部X線/CT検査の結果などを実施して総合的に判断する必要があります。

●IgG陰性の場合

未感染の可能性が高いと推定されます。ただし、IgG抗体の特性からは、感染していても初期段階では上昇していない場合が考えられるため、症状があれば(もしくは、ごく最近症状があったならば)IgG陽性の場合と同様に追加検査を行うことが考慮されます。