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さいたま市健康診査・がん検診等・もの忘れ検診

さいたま市住民健康診査、がん検診等、もの忘れ検診のご案内です。 

実施期間:4月27日(土)〜 3月8日(土)

特定健康診査(愛称:のびのび健診)
 本健康診査は、メタボリックシンドローム対策を目的しており、特定保健指導の対象者を選別するために実施されます。保険者(さいたま市)は、健康診査および保健指導の成果を厚生労働省に報告する義務を負っています。
 
受診対象者には、さいたま市より案内状と受診券(葉書)が郵送されます。受診券には、対象検診の種類が記載されていますので、予約の際に受診券を確認させていただきます。必ずご持参いただきますようお願い致します。
 ※
特定健康診査は受診券がないと受診できません。万一紛失した場合は、各区役所の保険年金課で再発行を受けてください。

対象者

さいたま市国民健康保険に加入している年度末年齢40歳から75歳の誕生日前日までの方(昭和24年4月28日から昭和60年3月31日生まれまで)
※ただし、受診時に75歳以上の方は、後期高齢者健康診査の対象となります。

費用 無料

受診方法
①のびのび健診受診券が届きます(4月15日に送付された受診券は、がん検診等の案内と一体化しています)。
②当院受付窓口で予約します。※電話でのご予約は承っておりません。
③健診当日に、受診券・保険証等(※1)を持参し受診します。
 ※前年度の健診結果をお持ちの方は、その健診結果も持参してください。
④後日、健診の結果説明を受けます。

※1 令和6年12月2日以降、紙の保険証の新規発行は終了予定です。保険証に記載されている有効期限以降は、「マイナ保険証」又は「資格確認書」を持参してください。

後期高齢者健康診査
 さいたま市在住で75歳以上の方
 心身障害者で65〜74歳で後期高齢者医療保険加入者

さいたま市国保健康診査
 さいたま市国民健康保険加入者本人・家族で35〜39歳までの男性


健康増進健康診査
 41歳以上のさいたま市在住の生活保護受給者と中国残留邦人等

もの忘れ検診( 受診券の送付はありません 


 さいたま市在住で、これまで認知症の診断を受けたことがなく、2024年度内に65歳以上になる方(昭和35年4月1日以前生まれの方)が対象となります。毎年の受診が可能​になっています。

がん検診・女性のヘルスチェック
全ての検診の対象者の「年齢」は、「年度末年齢」(2025年3月31日時点での年齢)です。
がん検診にもメリット・デメリットがありますので、よく知ったうえで受診してください。 >>詳しくはこちら
対象者
がん検診等の受診対象者は、以下の
すべての項目に該当する方です。
▶︎ さいたま市に住所を有する方
▶︎ 対象年齢に該当する方
▶︎ 職場等で同等の検診等を受ける機会のない方

​< 検診等内容・対象年齢

胃がん検診/胃内視鏡検診  ※当院では「バリウム検診」は実施しておりません。

   >> 胃の内視鏡検査について

 胃がん検診は、国が推奨する、死亡率を減少させることが科学的に証明された有効な検診です。

​ 罹患する人は50歳代以降に多く、がんによる死亡原因の上位に位置しています。

 

 対象者:40歳以上(昭和60年3月31日以前に生まれた方)
 検査項目:問診・内視鏡検査(胃カメラ)
 費用:1,000円

大腸がん検診/便潜血検査二日法
 さいたま市在住の40歳以上の方は毎年受診

 大腸がん検診は、国が推奨する、死亡率を減少させることが科学的に証明された有効な検診です。

​ 罹患する人が増えており、がんによる死亡原因の上位に位置しています。

 対象者:40歳以上(昭和60年3月31日以前に生まれた方)
 検査項目:問診・便潜血検査(2日分の便で検査します)
 費用:400円

肺がん検診さいたま市在住の40〜64歳までの方

肺がん・結核検診さいたま市在住の65歳以上の方

 肺がん検診は、国が推奨する、死亡率を減少させることが科学的に証明された有効な検診です。

​ 罹患する人は50歳代以降に多く、がんによる死亡原因の上位に位置しています。

 対象者:40歳以上(昭和60年3月31日以前に生まれた方)
 ※40歳~64歳は肺がん検診
 検査項目:問診・胸部X線直接撮影,必要に応じて喀痰検査
 ※65歳以上の方は、結核検診を年に1回受診する義務があります
 費用:X線検査 600円
    X線+喀痰 900円
    ただし65歳以上無料

 


前立腺がん検診
 さいたま市在住で、2025年3月31日の時点で50~80歳までの男性で前年度未受診の方

 対象者:50歳~80歳の男性(昭和19年4月1日から昭和50年3月31日までに生まれた方)
 ※前年度未受診の方
 検査項目:問診・血液検査(PSA検査)
 費用:600円 

 


女性のヘルスチェック
 さいたま市在住の18~39歳の女性

 対象者:18歳から39歳の女性(昭和60年4月1日から平成19年3月31日までに生まれた方)
 検査項目:問診・診察、身体測定、血圧の測定、脂質検査、肝機能検査、糖尿病検査、腎臓検査、貧血検査
 費用:無料

骨粗鬆症検診
 さいたま市在住で、2025年3月31日の時点で40・45歳、および50~80歳の女性で前年度未受診の方

 

 対象者:40歳・45歳・50歳から80歳の女性(昭和59年4月1日から昭和60年3月31日、昭和54年4月1日から昭和55年3月31日、昭和19年4月1日から昭和50年3月31日までに生まれた方)
 ※50歳以上は前年度未受診の方
 検査項目:問診・骨密度測定
 費用:400円

肝炎ウイルス検診
 さいたま市在住で、2025年3月31日の時点で40歳の方、または41歳以上でこれまで肝炎ウイルス検診未受診の方

 対象者:40歳以上(昭和60年3月31日以前に生まれた方)
 ※過去に肝炎ウイルス検査を受診したことのない方
 ※C型肝炎治療中でない方
 検査項目:問診・血液検査(B型・C型肝炎ウイルス検査)
 費用:無料

受診方法のご案内
「2024年度さいたま市がん検診等のご案内」はがきが、4月15日を目処に対象者へ送付されています。
・さいたま市から、2025年3月31日時点で20歳以上の女性及び40歳以上の男性の方へ「がん検診等のご案内」はがきが送付されています。(2024年3月22日までに、さいたま市に住民票登録手続きをしている方へ送付されています。3月23日以降、さいたま市に住民票登録手続きをした方は、「がん検診等のご案内」はがきの発行依頼が必要となります。)
「がん検診等のご案内」はがきは、検診等を受診する際に必要です。
・受診できる検診等は、「がん検診等のご案内」はがきの表面で確認できます。
 ※受診できない検診等が、「*」で消えています。
 ※前年度未受診の方が対象の検診(前立腺がん検診及び骨粗鬆症検診(50歳以上))のうち、令和5年度の受診時期によって「*」で消えていない場合があります。この場合、受診ができませんのでご注意ください。
 ※紛失等により
「がん検診等のご案内」はがきの再発行等を希望される方 >>詳細はこちら
② 当院の受付窓口で予約をします。 
・当院では電話での受付は承っておりません(検診書類のお渡し、ご案内・ご説明のため)。
受診希望月の前月1日からご予約いただけます。
・予約する際や受診する際は、必ず「さいたま市の検診を受診したい」とお伝えください。
・受診当日の注意事項などをご確認ください。
受診当日
「がん検診等のご案内」はがき本人確認書類(健康保険証・マイナンバーカード等)(「がん検診等のご案内」はがきがない場合は本人確認書類のみ持参)及び受診費用をお持ちください。

費用が無料となる場合があります >> 詳しくはこちら
※さいたま市が定める検診内容とは別に、医師の判断により更に詳細な検査を同時に実施する場合があります。この場合、別途、検査費用がかかりますので、ご注意ください。
後日、検診等の結果説明を受けます。
・検診等受診時、結果説明がいつになるか確認をしてください。
・検診等結果について、
必ず医師から説明をさせていただきます
精密検査が必要な場合は、必ず受診してください。なお、精密検査は個人負担での受診となります。
・検診等結果が「要精密検査」となった方のうち、精密検査がお済みでない方には、保健センターからご連絡させていただくことがあります。
※さいたま市各種検診・健康診査結果については、医療機関から受診者本人に説明するとともに、さいたま市に報告されます。また、市に報告された検査結果は検診・健康診査の質の向上のための統計・調査研究等に活用されることがありますので、ご了承ください。個人情報の取り扱いについては、個人情報保護法により、適切に管理しています。詳しくは「さいたま市がん検診等に関する個人情報の取扱いについて」をご覧ください。
費用が無料になる方
費用が無料になる方
次の方は費用が無料となりますので、「がん検診等のご案内」はがきとともにそれぞれの証明書類を持参のうえ提示してください。


① 検診対象初年度の方( 胃がん・大腸がん・肺がんは40歳 )は、健康保険証等
※40歳とは、昭和59年4月1日から昭和60年3月31日までに生まれた方

② 70歳以上(肺がん・結核検診は65歳以上)の方は、健康保険証等
※70歳以上とは、昭和30年3月31日以前に生まれた方
※65歳以上とは、昭和35年3月31日以前に生まれた方


③ 後期高齢者医療被保険者(65歳から69歳で一定の障害のある者)の方は、後期高齢者医療被保険者証・保険証利用登録がされたマイナンバーカード

④ 生活保護受給者の方は、生活保護受給証
⑤ 中国残留邦人等支援給付受給者の方は、中国残留邦人等支援給付受給者本人確認証
⑥ 市民税非課税世帯の方は、各種がん検診等無料券
無料券は、必ず検診受診前に発行を受けてください。無料券は事前申請制であり、検診受診後は発行してもらえませんのでご注意ください。

 
がん検診のメリット・デメリット
がん検診のメリットとデメリット
 
がん検診の目的は、がんを早期発見し、適切な治療を行うことでがんによる死亡を減らすことです。また、子宮頸がん検診のように、がんになる前の異常細胞を見つける場合もあります。一方でデメリットもあります。
 がん検診のメリット(利益)、デメリット(不利益)をよく理解して健康と安心のためにがん検診を上手に活用してください。
がん検診のメリット
1. 救命の効果
がん検診の最大のメリットは、早期発見、早期治療による救命の効果です。

2.
早期のがんの発見
がん検診は、症状のない健康な人を対象にしていることから、早期がんが多く発見されます。早期がんであれば、治る可能性が高く、治療も軽くすむことが多いです。

3.
がん以外の病気を見つけ治療できる
がん検診では早期のがんが見つかるばかりでなく、がんになる前段階の病変が見つかることもあります。子宮頸がんにおける異型上皮、大腸がんにおける大腸腺腫(ポリープ)などがその例です。このような「前がん病変」は、それを治療することでがんになるのを防ぐことができます。

4.
安心して生活できる
がん検診で異常なしとされれば、ひとまず安心して生活できます。しかし、過信は禁物です。定期的にがん検診を受診しましょう。
 
がん検診のデメリット
1. がん検診でがんが100%見つかるわけではないこと
健常者を対象とした場合、100%がんを発見できる検査はありません。検出の限界よりも小さながんは検査で発見することはできませんし、検査そのものの限界もあります。このため、ある程度の見逃しは、どのような検診であっても起こります。

2.
結果的に不必要な検査や治療を招く可能性があること
受診時の年齢が高い場合や、進行のゆっくりしたがんに対して特に精度の高い検診を行った場合、症状が出ず死に至らないがんを発見することがあり、これを「過剰診断」といいます。がんと診断された場合、過剰診断のがんと普通のがんを区別することはできないため、不必要な検査や治療を行ってしまう場合があります。
また、がんではないのにがんの疑いがあると判定されることがあり、これを検診での「偽陽性」といいます。100%の精度のがん検診はないため、「偽陽性」はある程度起こり得ます

3.
検査に伴う偶発症の問題
偶発症としては、胃の内視鏡検査では出血や穿孔(せんこう:胃壁に穴を開けること)を起こすものなどがあり、極めてまれですが、死亡に至ることがあります。またX線検査などによる放射線被ばくによるがんの誘発や遺伝的影響は、極めて低い確率ではありますが、否定することはできません。これらについては、検査を行う医師の技術向上や機器の改善などによってその影響を最小限に抑えられるようになっています。

4.
受診者の心理的影響
がん検診を受ける場合、多かれ少なかれ心理的な負担があります。検診によって「がんがありそう(異常あり)」とされた場合、精密検査を受診する必要があり、検査の結果が出るまで精神的な負担がかかりますが、医師や看護師から十分な説明を受け、がん検診の利益、不利益を理解することが必要です。

*前立腺がん検診について
本市では、厚生労働省の「がん予防重点教育及びがん検診実施のための指針」(以下「国の指針」という。)に示されている胃・肺・大腸・乳・子宮頸がん検診を実施しています。このほか、市独自の検診として前立腺がん検診を実施しており、平成26年度から30年度までの5年間で794名の前立腺がんを発見しています。

前立腺がん検診は、PSA検査(血液検査)により行っています。全国で80%を超える市町村で実施されていますが、厚生労働省の「有効性評価に基づく前立腺ガイドライン」では、死亡率減少効果の有無を判断する証拠が現状では不十分であるため(市町村が実施する)対策型検診としては勧められないとしており、これを受けて国の指針においては対策型検診としては示されていません。一方、日本泌尿器科学会の「前立腺がん検診ガイドライン」では、死亡率の低下が証明されたとされています。このように、対策型検診としての妥当性について意見が分かれ、厚生労働省の「がん検診のあり方に関する検討会」において議論がなされているところです。
前立腺がん検診にもメリットとデメリットがあり、放置しても症状が出ないがんや進行が遅く寿命に影響しないがんが発見され、結果的に不必要な治療や検査を招く(過剰診断、過剰治療)可能性もあります。


受診を希望される方は、メリット・デメリットを理解した上で、担当医ともご相談の上、受診してください。

(さいたま市ホームページより。一部改変しています。)



 
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