このページでわかること
-
どのような健診異常を相談できるか
-
「要再検査」「要精密検査」「要治療」の考え方
-
受診時にお持ちいただきたいもの
-
当院で行う主な検査
-
健診結果についてのよくある質問
こんな健診異常を指摘された方はご相談ください
健康診断や人間ドックで異常を指摘されても、「自覚症状がない」「何科を受診したらよいかわからない」「どんな検査をするのか不安」という方は少なくありません。高血圧、糖尿病、脂質異常症、脂肪肝などは、症状がほとんどないまま進行することがあります。
01|血圧が高い
一度の測定だけで高血圧と判断するわけではありません。診察室での血圧に加えて、家庭血圧、年齢、生活習慣、既往歴、ほかの生活習慣病の有無などを確認しながら評価します。血圧手帳やアプリの記録がある方はお持ちください。
02|血糖値・HbA1cが高い
糖尿病や糖尿病予備群の可能性を確認し、必要に応じて血液検査を行います。食事、運動、体重管理を含めて今後の対応をご相談します。糖尿病は初期には自覚症状がない場合もあるため、放置せず確認することが大切です。
03|LDLコレステロール・中性脂肪が高い
脂質異常は動脈硬化と関連する重要な項目です。年齢、血圧、糖尿病の有無、喫煙歴、家族歴なども含めて総合的に評価し、生活習慣の見直しや治療の必要性を検討します。
04|AST・ALT・γ-GTPなど肝機能の異常
原因は飲酒だけではなく、脂肪肝、薬剤、B型・C型肝炎を含む肝疾患などさまざまです。当院では日本肝臓学会肝臓専門医が診療し、必要に応じて血液検査や腹部超音波検査で評価します。
05|脂肪肝を指摘された
脂肪肝は、肥満、糖尿病、脂質異常症などの生活習慣や飲酒と関連することがあります。一方で、ほかの肝疾患が隠れている場合もあります。「脂肪肝だけだから大丈夫」と自己判断せず、一度状態をご確認ください。
06|尿酸値が高い
高尿酸血症が続くと、痛風発作や尿路結石につながることがあります。飲酒量、食生活、体重、腎機能のほか、高血圧・脂質異常症・糖尿病の有無も確認しながら必要な対応を考えます。
07|貧血を指摘された
鉄不足だけでなく、消化管からの出血や慢性疾患などが関係する場合があります。健診結果、症状、年齢、既往歴などを確認し、必要な検査を検討します。
08|腎機能の異常を指摘された
クレアチニンやeGFRなどから腎機能の状態を確認します。高血圧や糖尿病との関連も確認し、過去の健診結果がある場合は数値の推移も判断材料にします。
09|心電図異常を指摘された
健診結果の内容や症状を確認し、必要に応じて追加検査や専門医療機関へのご紹介を検討します。動悸、息切れ、胸痛、失神などがある場合は、症状についてもお知らせください。
10|胸部X線で異常を指摘された
指摘内容によって対応が異なります。健診結果や画像所見を確認し、必要に応じて追加検査や専門医療機関へのご紹介を行います。画像データや報告書がある場合はご持参ください。
「要再検査」「要精密検査」「要治療」と言われたら・・・
判定名だけでなく、次の点を確認することが大切です。
-
どの検査項目が異常だったのか
-
どの程度の異常なのか
-
以前と比べて変化しているのか
-
ほかの検査項目にも異常がないか
健診施設や検査項目によって判定基準が異なる場合があります。当院では健診結果を確認し、その方に必要な検査や今後の対応をご説明します。
受診時にお持ちいただきたいもの
-
今回の健康診断結果
-
過去の健康診断結果
-
お薬手帳
-
家庭血圧の記録
-
他院で受けた検査結果
-
紹介状がある場合は紹介状
-
胸部X線などの画像データをお持ちの場合はそのデータ
過去の結果があると、数値が一時的に変化しているのか、長期間続いているのかを確認しやすくなります。
>>Web予約はこちら
当院で行う主な検査
健診結果や症状に応じて必要な検査を選択します。すべての患者さんにすべての検査を行うわけではありません。
血液検査
血糖、HbA1c、脂質、肝機能、腎機能、貧血など、健診結果に応じた項目を確認します。
尿検査
尿蛋白、尿糖、血尿などについて確認します。
心電図検査
不整脈などが疑われる場合に行います。
超音波検査
症状や健診結果に応じて、腹部、甲状腺、頸動脈、心臓などの超音波検査を行っています。特に肝機能異常や脂肪肝が疑われる場合は、腹部超音波検査が状態の評価に役立つことがあります。
よくある質問
Q. 健康診断結果は持って行った方がいいですか?
A. はい。必ずお持ちいただくことをおすすめします。過去の結果も一緒にお持ちいただくと、数値の変化をより正確に判断できる場合があります。
Q. 「要再検査」と言われました。すぐ受診した方がいいですか?
A. 検査項目や数値によって緊急性は異なります。結果だけでは判断しにくいこともあるため、放置せず医療機関へご相談ください。
Q. 症状がなくても受診する必要がありますか?
A. 高血圧、糖尿病、脂質異常症、脂肪肝などは、自覚症状がほとんどない場合があります。症状の有無だけで判断せず、一度確認することをおすすめします。
Q. どの診療科を受診すればよいかわかりません。
A. 血圧、血糖、脂質、肝機能、腎機能、貧血など内科領域の健診異常は、まず総合内科でご相談いただけます。専門的な検査・治療が必要な場合は、適切な医療機関をご紹介します。
Q. 健診を受けた医療機関と違うクリニックでも再検査できますか?
A. 健診結果をお持ちいただければ、内容を確認して必要な検査をご相談できます。紹介状や画像データがある場合はあわせてお持ちください。
Q. 血圧が高いと言われましたが、自宅では正常です。
A. 診察室では緊張などで血圧が高くなることがあります。反対に自宅だけ高くなる場合もあります。家庭血圧は評価に重要なため、記録をお持ちください。
Q. 肝機能異常がありますが、お酒を飲んでいません。
A. 肝機能異常の原因は飲酒だけではありません。脂肪肝、薬剤、ウイルス性肝炎など、さまざまな原因があります。肝臓専門医が診療しますので、健診結果をお持ちのうえご相談ください。
総合内科として、結果全体を確認します
血圧、血糖、コレステロール、肝機能など、複数の異常が同時に見つかることがあります。これらを別々に見るのではなく、肥満や生活習慣、動脈硬化のリスクも含めて総合的に考えることが重要です。当院では内科領域を幅広く診療し、必要に応じて専門医療機関と連携します。
肝機能異常は肝臓専門医が診療します
脂肪肝、AST・ALT・γ-GTPなどの異常もご相談ください。必要に応じて血液検査や腹部超音波検査を行い、原因や肝臓の状態を確認します。

健診結果を放置せず、一度ご相談ください
健康診断は、症状がない段階で病気の兆候を見つける大切な機会です。「少し高いだけ」「去年も同じだった」と自己判断せず、気になる結果がある場合はご相談ください。健診結果全体を確認し、必要な検査、治療、生活習慣の改善を一緒に考えていきます。
>>Web予約はこちら
医療情報について
本ページは一般的な医療情報の提供を目的としています。検査値のみで病気を診断することはできません。必要な検査や治療は、年齢、症状、既往歴、服薬状況などによって異なります。具体的な診断・治療については医師の診察を受けてください。

